「まず、女性の方からお入り下さい」とのことでゆっくり奥に進む。
むわーっとした熱い空気の中、いい香りがたちこめてきて
中には石の絨毯が敷き詰めてある。
(写真 この写真は湯けむり内のポスターより)
専用のタオル地のマットを敷いて、そこに寝転がる。
だんだん照明が薄暗くなり、音楽が流れてきた。
簡単な説明がありここの岩盤浴は
アロマの香りと立体音響効果も同時に癒し効果を促進してくれるという。
なんでも、テーマパークや結婚式場などで、幻想的なイルミネーションやサウンドを企画・デザインしている特別な会社が作っているらしい。
しばらくするとプラネタリウムで流れてくるような
音楽が流れてきた。目を閉じて聞いていると
「あっ右耳の方で流れ星が光った!」と感じたら今、左耳の方でおちた。
目を開けると、普通の天井。
すごい不思議。
今度は、波の音が聞こえてきた。
波の音に耳を澄ましていると暑いのでまるで
南国の砂浜に寝転がっているみたい。
甘い花の香りもかすかにする。
「ええな〜南の島は。
あと何日で日本に帰らんといかんのかな」
なんてことをぼーっと考えていると
脇の下を汗がどくどく流れていった。
顔にも汗。というか汗が顔ってぐらい顔中から汗がふき出してくる。
それでも気持ちがいいので
「潮噴くクジラはこんな感覚なんかなぁ」
などと考えることはなぜか地球規模。寛大。
しかも、こんなに湿度が高い状態やのに
目を閉じて五感を研ぎすませてるからか不思議と暑く感じない。
25分はあっという間に過ぎ、しばらくすると照明が明るくなってくる。
「はい、ではゆっくり起き上がって下さい」
という声で起き上がると、すっかりリフレッシュされたのか
コンタクトにしたたる汗すら、キラキラ輝いて見えた。
私も恍惚とした表情で扉を出るとそこには、次の回を待つ人達が。
マラソンを走りきったアスリートのような感覚で、汗をぬぐいさわやかな笑顔で、冷えたおしぼりとお水を手にとる私。
ただ寝てただけやろ。
さらにライチ味の氷まで用意されている。
ただ寝てただけやのに。
うわ〜ほんまにこれは、体験してみんとわからん気持ちよさ。
確かに、リフレッシュ!700円で南の島へ行けるなんてこりゃすばらしい。
しかも
「あそこの岩盤浴がすごいんは、その後またお風呂が入り放題なんですよ」と同僚が言っていたように、しばらく体を冷まして、もう一度二階のお風呂へ。
場所によっては、そのまま体をふいてお帰り下さい
(今かいてる汗は良い汗やから)ってとこも
あるらしいけど、汗かいた後は温泉やろ
(寝てただけやけど)という気分にやっぱりなるのでこれは嬉しい。
この後、温泉を堪能して帰りました!
しかーし、岩盤浴の本当のすごさはここからやった!
夜、布団に入るとなーんか素敵な香り。
あれ洗剤変えたっけ?なんて一瞬考えて
「違う!これは体から香ってきてる!私がええにおいや!」とびっくり。そしてうっとり。
うーん薫製ってこんな気持ちなんちゃうやろか?
体もぽかぽかあったかい。
骨が温かさを記憶してるから、なかなか覚めず人間カイロみたい。
温かさが体から湧き出てくる。
これが骨の芯から温めるってことかと納得。
こりゃー冷え性にもよく効くとあるわけや。
なんと、これは、朝起きた時まで持続しててびっくり。
家に帰っても続く岩盤浴。
これは、試す価値ありやで!
掲載日付:2008/04/13